超短篇・500文字の心臓

集計結果(2018年10月21日更新)

第165回タイトル競作『エとセとラ』集計結果

作品一覧



作品発表(2018年10月07日更新)

第165回タイトル競作『エとセとラ』作品一覧

選評締切:2018年月10月14日(日) →選評掲示板



作品募集(2018年09月16日更新)

第165回タイトル競作『エとセとラ』投稿方法

募集締切:2018年09月30日(日)





タイトル競作 正選王受賞作品

 エとセとラ8 作者:磯村咲

十二支の起源である。
その先着順が告げられていた元旦、最初に神前に立ったのはエクアドルウーリーオポッサムとセネガルカミンマウスとラブラドルクビワレミングだった。たまたま近くで年越しをしており、勢いでやってきたのだ。
神様は頭を抱えた。十二支、定着せんだろ、面倒臭いのが3匹も冒頭におったら。

そこに牛がやってきた。牛の背中からぴょーんと飛び降りツーと神様の直前まで進んだ鼠が、私端からここにいましたという顔をした。
勿論鼠の詐術が通じる相手ではない。だが神様は天啓を得た。
「鼠、お前が一番乗りだな。その後ろのエクアドルウーリーオポッサムとセネガルカミンマウスとラブラドルクビワレミングは鼠のようなものだ。よって最初の動物は鼠とする。2番目は牛。よいな。」

エクアドルウーリーオポッサムとセネガルカミンマウスとラブラドルクビワレミングからはブーイングの嵐。
「では1番目は鼠等としよう。」
神様は譲歩した。
「等とはどういうことですか?」
3匹は首をかしげた。
エクアドルウーリーオポッサムとセネガルカミンマウスとラブラドルクビワレミングと繰り返すのが面倒な神様は言った。
「等とはエとセとラだ。」

etc.の起源である。



タイトル競作 逆選王受賞作品

 エとセとラ4 作者:つとむュー

鉛筆と 染筆どちらも 乱筆ね

「なかなかやるわね、江川さん」
「詠んだ内容は救い難いけどね。次は瀬川さんの番よ」
「なになに? 何やってんの?」

得たいなら 世態を気にせず 裸体よね

「やっぱり最終兵器はこれでしょ」
「まあね。次いくわよ」
「川柳大会? 仲間に入れてよ〜」

エイト付け 生徒が守った ライトゾーン

「最後が字余りね。それにエイトを付けるのはセンターではなくて?」
「そうよ。だってこれは大谷シフトを詠んだ句だもの」
「もう、無視しないでよっ!」
「では、あなたもやってみる?」
「ルールはわかってるよね?」
「なんとなく。じゃあ、いくよ!」

江川変 瀬川も変だよ 俺ラガー

「男かよっ!」
「俳句かよっ!」