水浪漫1 作者:596
>君らはダイヤモンドじゃない。水なんだ。水は水なりの生き方がある。水とし
○正選、0点/
△次点、0点/
×逆選、0点/
水浪漫2 作者:やまなか
> 見上げると、空。顔をあげたまま、僕は金魚みたいに息苦しさを感じてる。
○正選、0点/
△次点、0点/
×逆選、0点/
水浪漫3 作者:永子
>ふ、としずまり澄む瞬間があってむこうまで見通せる。
○正選、1点/たなか
△次点、0点/
×逆選、0点/
水浪漫4 作者:伝助
> 私が少し嫌なメにあった夏の夕。「良い物を見せたげる」と誘われ森で待ち
○正選、2点/さかな、スノーゲーム
△次点、0点/
×逆選、0点/
水浪漫5 作者:どらごん
>「坊(小さな少年よ)、どうか私を許しておくれ」
○正選、0点/
△次点、0点/
×逆選、1点/永子
水浪漫6 作者:はやみかつとし
> 浴衣姿の吾子は覚束無い足取りでヨーヨーを気にしてゐる。その姿がふと水
○正選、2点/どらごん、水池亘
△次点、0点/
×逆選、0点/
水浪漫7 作者:水池亘
> 喉が渇いたので水ちょうだいと言ったら母さんは俺に古ぼけた地図と傘を手
○正選、1点/よもぎ
△次点、0点/
×逆選、2点/さかな、はやみかつとし
水浪漫8 作者:どらごん
>「皆の者、準備は良いかぁ」
○正選、0点/
△次点、0点/
×逆選、0点/
水浪漫9 作者:タキガワ
> 夏休みに訪れる田舎で、私はいつも道に迷うことにしている。
○正選、0点/
△次点、0点/
×逆選、0点/
水浪漫10 作者:青島さかな
> きみが泣いた。
○正選、1点/はやみかつとし
△次点、0点/
×逆選、0点/
水浪漫11 作者:はやみかつとし
>世界地図のカルカッタをプロットしようとした。見つからない。十数年振りに
○正選、3点/たなか、さかな、伝助
△次点、0点/
×逆選、2点/どらごん、よもぎ
水浪漫12 作者:峯岸
> 夏。白い家。坂。蝉の声。ひまわり。べろを出して寝ている犬。自転車。土
○正選、0点/
△次点、0点/
×逆選、0点/
水浪漫13 作者:スノーゲーム
>腐敗臭が漂ってきた。
○正選、0点/
△次点、0点/
×逆選、2点/たなか、空虹桜
水浪漫14 作者:永子
> 海にいきたいなあ、という。大きい大きい、とてつもなく大きいと話にきく
○正選、4点/よもぎ、伝助、はやみかつとし、水池亘
△次点、0点/
×逆選、1点/スノーゲーム
水浪漫15 作者:よもぎ
>貴方が今、喉を鳴らして飲み干した、そのコップ一杯の水になり、貴方に吸収
○正選、2点/空虹桜(2)
△次点、0点/
×逆選、0点/
水浪漫16 作者:空虹桜
> こういうときは、いつも祖母の言葉が蝸牛の辺りをぐるぐると回る。
○正選、0点/
△次点、0点/
×逆選、0点/
水浪漫17 作者:大鴨居ひよこ
>この、溶けて流れた氷の中にあなたが去年の秋頃吐いていたためいきに含まれ
○正選、0点/
△次点、0点/
×逆選、2点/伝助、水池亘
水浪漫18 作者:はるな
> 目が覚めると、部屋いっぱい、天井まで水で満ちている。ひんやりとした感
○正選、2点/どらごん、永子
△次点、2点/よもぎ、はやみかつとし
×逆選、0点/
水浪漫19 作者:はやみかつとし
>酒に変わるまでの永遠に近い時間に思いをめぐらせる、一杯の水。
○正選、0点/
△次点、2点/スノーゲーム、どらごん
×逆選、0点/
水浪漫20 作者:白鳥ジン
> 生まれた時はただの魚だったんだけど、神様に無理を言って、人間にしても
○正選、0点/
△次点、0点/
×逆選、0点/
水浪漫21 作者:永子
> ひとりで遠くへ行っちゃだめよ、と母さん象はいう。わかってるよ。そうい
○正選、1点/スノーゲーム
△次点、0点/
×逆選、0点/
水浪漫22 作者:たなかなつみ
> 冷たいガラスに手をつける。ひんやりした感触の向こうにいる、あのモノに
○正選、0点/
△次点、1点/永子
×逆選、0点/
水浪漫23 作者:TiM3
> 作家・太宰治の遺稿は『桜桃』とも『グッド・バイ』とも言われているが、
○正選、1点/永子
△次点、1点/スノーゲーム
×逆選、0点/
水浪漫24 作者:根多加良
> うかぶうかぶうかぶうかぶめかぶうかぶふわふわうかぶうかぶうかぶふらふ
○正選、0点/
△次点、0点/
×逆選、0点/
従いまして正選王は、正選4点・次点0点・逆選1点の<14浪漫>のさんに、また、逆選王は正選0点・次点0点・逆選2点の<13浪漫>のスノーゲームさんと<17浪漫>の大鴨居ひよこさんに、それぞれ決まりました。
おめでとうございます。