降るまで1 作者:山田式
> 冷たい手が、寒いね。と囁いた。
○正選、1点/gurico
△次点、1点/まつじ
×逆選、0点/
降るまで2 作者:銭屋惣兵衛
> 蔵船屋の源ジイはきょうも浜に立つ。
○正選、0点/
△次点、0点/
×逆選、0点/
降るまで3 作者:井上斑猫
> 「そっちの反応は安定してる?」
○正選、0点/
△次点、1点/空虹桜
×逆選、0点/
降るまで4 作者:歩知
> 氷礫が打つ日はパーティをしよう。歌ってつねってくすぐって。泡立つ水に粉
○正選、2点/井上斑猫、雪雪
△次点、0点/
×逆選、2点/はやかつ、黒衣
降るまで5 作者:あきよ
> 新品の傘が、玄関で出番を待っている。
○正選、0点/
△次点、0点/
×逆選、0点/
降るまで6 作者:不狼児
> 羽化するに非ず。
○正選、0点/
△次点、0点/
×逆選、2点/空虹桜、瀬川潮
降るまで7 作者:伝助
> ノアにヘラクレス・オオカブトは捕らえられない。
○正選、2点/黒衣、雪雪
△次点、0点/
×逆選、0点/
降るまで8 作者:五十嵐彪太
> 退屈だった。朝食のメニューも、通学路も、先生の冗談も、友達との会話も、
○正選、0点/
△次点、1点/空木琳
×逆選、0点/
降るまで9 作者:いつ
> 九つの命をもつ黒猫も九十パーセントの降水確率にはかなわない。彼は物憂げ
○正選、0点/
△次点、1点/ぽち
×逆選、0点/
降るまで10 作者:川崎隆章
> 港町の住人は総じて貧乏人ばかりだ。亡命者、食い詰め者、ヤマ師、流れの人
○正選、3点/まつじ、銭屋惣兵衛(2)
△次点、2点/瀬川潮、マンジュ
×逆選、2点/ぽち、あきよ
降るまで11 作者:神谷徹
> 公園にある日陰のベンチに、一人の女が腰掛けている。
○正選、3点/空虹桜、天原、マンジュ
△次点、4点/五十嵐彪太、あきよ、D∃PT、雪雪
×逆選、1点/井上斑猫
降るまで12 作者:tokiwa
> 誕生日に彼女に傘を買ってもらったんだけど、次の雨が降るまで持たなかったよ。
○正選、1点/はやかつ
△次点、0点/
×逆選、0点/
降るまで13 作者:はるな
> 菫色の空の際、ひと粒の白い星がきらめく頃。村を見下ろす丘の上、ひとりの少
○正選、3点/ぽち(2)、まつじ
△次点、3点/はやかつ、空木琳、雪雪
×逆選、0点/
降るまで14 作者:雪雪
> 降ることを忘れた雨が、中空で途方に暮れている。はんぶんは雲であるまま、も
○正選、5点/瀬川潮、あきよ、井上斑猫、空木琳、D∃PT
△次点、4点/天原、snowgame、まつじ、黒衣
×逆選、0点/
降るまで15 作者:きき
> 白い花が、大きな木の、枝という枝をおおいつくしている。
○正選、1点/はやかつ
△次点、0点/
×逆選、0点/
降るまで16 作者:空虹桜
> 星図盤持って男の子と二人っきりなのに、彼女はなぜか醒めてる自分を自覚し
○正選、2点/瀬川潮、空木琳
△次点、0点/
×逆選、0点/
降るまで17 作者:空木琳
> 「あんたウザいよ」
○正選、0点/
△次点、2点/空虹桜、瀬川潮
×逆選、0点/
降るまで18 作者:不狼児
> みにくいアヒルの子は白鳥になりましたとさ 人魚姫は泡になりました 白鳥に
○正選、0点/
△次点、0点/
×逆選、0点/
降るまで19 作者:あきよ
> 「待って」
○正選、1点/gurico
△次点、0点/
×逆選、0点/
降るまで20 作者:マンジュ
> 細長い睫毛のこごるほど、ふるり、と空気がかじかんだから、舌を突きだしまん
○正選、1点/空虹桜
△次点、2点/井上斑猫、きき
×逆選、0点/
降るまで21 作者:tokiwa
> もしもこの子が、次に雪が降るまでわたしのお腹にいるのなら、あなたの名前を
○正選、0点/
△次点、0点/
×逆選、0点/
降るまで22 作者:天原
> 言ってしまった。降水確率100パーセントと言ってしまった。100パーセントと
○正選、0点/
△次点、1点/井上斑猫
×逆選、0点/
降るまで23 作者:殊葉
> 「ねえやめようよ。寮長先生に怒られるって」
○正選、1点/きき
△次点、2点/D∃PT、黒衣
×逆選、0点/
降るまで24 作者:gurico
> 時々だが雨が降る。霧のような雨だったりスコールのような雨だったりするわけ
○正選、2点/五十嵐彪太、天原
△次点、2点/ぽち、不狼児
×逆選、0点/
降るまで25 作者:水池亘
> もうちょっと、もうちょっとだけ待ってくれや。もうすぐのはずなんや。いや
○正選、0点/
△次点、1点/きき
×逆選、0点/
降るまで26 作者:はやみかつとし
> 飼育場に並んだ食餌中のミシンたちが一斉に首をもたげ、主人のほうを見上げる。
○正選、2点/五十嵐彪太、不狼児
△次点、0点/
×逆選、3点/snowgame、まつじ、マンジュ
降るまで27 作者:秋山真琴
> 岬に少女が立っている。両手を見下ろし、そこに浮かぶ指紋や皺を嘗め尽くす
○正選、0点/
△次点、1点/あきよ
×逆選、0点/
降るまで28 作者:まつじ
> 「雨が降るまででいいから」と言って、唐突に訪ねてきた小さな何かは、ぼくの
○正選、6点/あきよ、snowgame(2)、不狼児、きき、マンジュ
△次点、2点/天原、はやかつ
×逆選、2点/D∃PT、雪雪
降るまで29 作者:瀬川潮
> 「やはりここでしたか」
○正選、0点/
△次点、0点/
×逆選、0点/
降るまで30 作者:まつじ
> 「じゃあ何かい、降れってのかい」
○正選、1点/D∃PT
△次点、0点/
×逆選、4点/五十嵐彪太、天原、gurico、銭屋惣兵衛
降るまで31 作者:神谷徹
> ドミノを並べます。ひたすら並べます。もう9365個並べました。次は9366個目で
○正選、0点/
△次点、1点/不狼児
×逆選、0点/
降るまで32 作者:D∃PT
> 書けぬ。
○正選、0点/
△次点、0点/
×逆選、2点/空木琳、きき
降るまで33 作者:黒衣
> 慌てて下剤を飲んだけど出てきてほしいものは出てこない。正直出てきて良い
○正選、0点/
△次点、0点/
×逆選、1点/不狼児
降るまで34 作者:サトウ水色
> 此処に居られるのも、もう少ししかないから、思い切ってアナタに告白したけれ
○正選、0点/
△次点、0点/
×逆選、0点/
降るまで35 作者:マンジュ
> 重力を超えて空に降るまで、地を水を千草を蹴って踊り狂え。
○正選、0点/
△次点、1点/五十嵐彪太
×逆選、0点/
降るまで36 作者:はやみかつとし
> なんとなくもやもやした状態のまんまじゃ、どうにもなりやしない、って、視
○正選、1点/黒衣
△次点、0点/
×逆選、0点/
降るまで37 作者:天原
> 闇の底。
○正選、0点/
△次点、1点/gurico
×逆選、0点/
降るまで38 作者:空木琳
> 淋しくなったらあの桜の下へおいで。
○正選、0点/
△次点、0点/
×逆選、0点/
従いまして正選王は、正選6点・次点2点・逆選2点の<降るまで28>のまつじさんに、また、逆選王は正選1点・次点0点・逆選4点の<降るまで30>のまつじさんに、それぞれ決まりました。
おめでとうございます。