> 　アオスジアゲハをつかまえた二人。この蝶々はトルコ石みたいな羽を持っている。

　○正選、０点／
　△次点、０点／
　×逆選、０点／

> ――綺麗でなくては意味がないでしょう

　○正選、０点／
　△次点、１点／Ｐ
　×逆選、０点／

> 男は、わき腹からの失血を片手で押さえながら夜の公園に辿り着いた。うずくまった

　○正選、５点／花代(2)、Ｐ、七人伝一、武田若千
　△次点、０点／恵陽
　×逆選、０点／

> 「ああ暑い。もっと羽を動かせよ。この野郎」

　○正選、０点／
　△次点、０点／
　×逆選、０点／

> 白い翅がひらひらと花弁の周りをめぐるのが見える。

　○正選、２点／破天荒、マンジュ
　△次点、０点／
　×逆選、１点／ハカウチマリ

> 「さっきからあんた一体なんなんだ、うろうろと……」

　○正選、１点／ハナ
　△次点、０点／
　×逆選、０点／

> 幼い頃から私の周りを紅い蝶が常に旋回していた。頭上を気持ちよさそうに飛んでい

　○正選、４点／ハカウチマリ、武田若千、砂場、みのるる
　△次点、２点／神籬凍矢、オギ
　×逆選、１点／脳内亭

> 翅の付け根の辺りをぷちっという感触がするまで針で刺すんです。するとどういうわ

　○正選、０点／
　△次点、０点／たなか
　×逆選、０点／

> 　彼らの越冬は特筆に値する。

　○正選、１点／恵陽
　△次点、１点／加楽幽明
　×逆選、２点／瀬川潮♭、 美土里

> 　真夜中、無性にコーラが飲みたくなり自販機へ行くと、一匹の蛾が地面に落ちてい

　○正選、１点／koro
　△次点、２点／葉原、あきよ
　×逆選、２点／恵陽、マンジュ

> くすぐったいな。

　○正選、０点／
　△次点、０点／
　×逆選、０点／

> 本を読んでいると話しかけてくる癖がある。

　○正選、４点／脳内亭、あぶ、まつじ、ツチ
　△次点、３点／空虹桜、五十嵐彪太、美土里
　×逆選、０点／

> 　小さくてんてんてん、蜜の痕。

　○正選、１点／みのるる
　△次点、４点／空虹桜、クリヤマ、加楽幽明、たなか
　×逆選、０点／

> 　今日も蝶々は、羽根を汚しながらずるずると這い回る。蝶々は飛ぶことより昼寝が

　○正選、１点／ハカウチマリ
　△次点、２点／五十嵐彪太、砂場
　×逆選、０点／

> 　舞い落ちたけど木の葉でない。

　○正選、３点／井上斑猫、ヨナキウサギ(2)
　△次点、１点／ハカウチマリ
　×逆選、２点／七人伝一、神籬凍矢

> ルリタテハ……？（オオルリ、だっけ？）

　○正選、０点／
　△次点、０点／
　×逆選、０点／

> 「舞踏会に着ていくドレスがないの」とそこらじゅうで声がする。

　○正選、１点／まつじ
　△次点、２点／脳内亭、koro
　×逆選、２点／あぶ、武田若千

> 　舞い降りた蝶に、彼女は首をすくめ、朗らかな笑い声をあげた。

　○正選、７点／恵陽、クリヤマ、koro、葉原あきよ、美土里、加楽幽明、神籬凍矢
　△次点、１点／ハカウチマリ
　×逆選、０点／砂場

> 　影を飼っていた。畑に迷うてきたのを捕らえ、手錠をかけて愛でに愛で、めくるめ

　○正選、３点／瀬川潮♭ 、砂場、たなか
　△次点、１点／美土里
　×逆選、２点／五十嵐彪太、オギ

> 蝶が這う。地面に胴体を擦るようにして進む。咲き乱れる花々にむかって、必死に、

　○正選、０点／
　△次点、０点／
　×逆選、０点／

> 翅だけをもぎ取ると答えるか花を絨毯のごとく蔓延らすと答えるか。

　○正選、１点／Ｐ
　△次点、０点／
　×逆選、０点／

> 　羽根をもがれた蝶々達が弱弱しく地面を這い回っている。

　○正選、０点／
　△次点、０点／
　×逆選、２点／みのるる、たなか

> 　星の中から星の中へ、飛び回る宇宙人。ひとりがこの星に食事にやってきた。する

　○正選、１点／ツチ
　△次点、０点／
　×逆選、０点／

> 　道を歩いていると蝶が落ちていたので、拾って標本にして弟に見せた。すると弟は

　○正選、０点／
　△次点、１点／恵陽
　×逆選、０点／

> 　平方メートル、坪、エーカー、平方キュビット等単位は問わない。任意の１平方ユ

　○正選、１点／たなか
　△次点、１点／井上斑猫
　×逆選、４点／空虹桜、koro、加楽幽明、ツチ

> 　一生馬鹿にされるままでよかった。地に腹ばいになり、ガンサイトを覗くたびにそ

　○正選、２点／七人伝一、オギ
　△次点、０点／
　×逆選、２点／ハナ、井上斑猫

> 　単調なフレーズが繰り返されている。時折音調が変化する。他に音程のない雑音が

　○正選、０点／
　△次点、０点／
　×逆選、０点／

> 奥のボックス席はスーツを着た三人組だった。

　○正選、１点／破天荒
　△次点、０点／
　×逆選、０点／

> 　強引に招かれ取引先の社長宅に渋々行くと大きな壺を見せられた。結構な蒐集家で、

　○正選、１点／空虹桜
　△次点、１点／まつじ
　×逆選、０点／

> 「あ。」

　○正選、０点／
　△次点、０点／
　×逆選、１点／葉原あきよ

> 　部屋をかこむ鏡が、私に似た私ではない私を産卵しつづける。

　○正選、０点／
　△次点、０点／
　×逆選、１点／クリヤマ

> 　数年ぶりに帰ってきたこの街では、もう地面の上を歩く人なんていやしない。誰も

　○正選、２点／空虹桜、瀬川潮♭、 美土里、井上斑猫
　△次点、０点／
　×逆選、１点／Ｐ

> 　目の端をちらちらと這い回る蝶々に気づいていた。でも気づかない振りをした。

　○正選、０点／
　△次点、１点／神籬凍矢
　×逆選、０点／

> 　恋は、わたしの身体を切実にした。自分の体内に、こんなにも疼きが潜んでいると

　○正選、４点／脳内亭、クリヤマ、あぶ、加楽幽明
　△次点、１点／オギ
　×逆選、１点／破天荒

> 　桜の花びらを四枚、土の上にうまく重ねて並べたら、かわいい桃色の蝶々ができた

　○正選、１点／五十嵐彪太
　△次点、０点／
　×逆選、０点／

> 　永久に眠れる女郎たちの肩に彫られた蝶々が良い人を求めて皮膚を羽ばたいている。

　○正選、０点／
　△次点、０点／
　×逆選、１点／ヨナキウサギ

> 僕達は、地を這い回る真黒な蟻。

　○正選、０点／
　△次点、０点／
　×逆選、０点／

> 　奥さんが窓を開けます。その腕は白いです。解き放たれた白い蛾が明りに誘われて

　○正選、１点／マンジュ
　△次点、０点／
　×逆選、０点／

> ぼんやりと目の前を見てると、自然と動くものに目がいく。

　○正選、０点／
　△次点、０点／
　×逆選、０点／

> 　わたしは醜い蝶です。

　○正選、１点／ハナ
　△次点、０点／
　×逆選、０点／

> 彼女は闇の中。罪の意識を孕ませた、見えない鎖に繋がれていた。

　○正選、０点／
　△次点、０点／
　×逆選、０点／

> 　おらおら吸い込んじゃうぞ、とさっき掃除機でいじめたからだろう。邪魔をしてく

　○正選、０点／
　△次点、１点／ハナ
　×逆選、１点／まつじ

> 彼女は忽然と僕の前から姿を消した。

　○正選、０点／
　△次点、０点／
　×逆選、０点／

> 彫った覚えのない刺青が右の腿に現れた。さんざん痛めつけた身体ではあったが、意

　○正選、４点／五十嵐彪太、葉原あきよ、神籬凍矢、オギ
　△次点、２点／ハナ、Ｐ
　×逆選、０点／

> 　私は蝶々と呼ばれているけれどもそれは私の舌につけられた名前であって私の名で

　○正選、０点／
　△次点、１点／脳内亭
　×逆選、０点／