> 秋のオリオンを観ている。あの頃と変わりがない。

　○正選、０点／
　△次点、０点／
　×逆選、０点／

> どくん、どくん、と母が脈打つ。

　○正選、１点／鍚川潮♭
　△次点、１点／空虹桜
　×逆選、１点／千百十一

> 　ディーゼルエンジンの吹き上がりが、今日のリズムを作る。弱く入れた暖房。

　○正選、５点／海音寺ジョー、笛地静恵、青砥十、氷砂糖、千百十一
　△次点、４点／たなか、脳内亭、よもぎ、はやかつ
　×逆選、１点／テックスロー

> 　彼女には三人の母がいる。ひとりは炎、ひとりは水、ひとりは風である。

　○正選、１点／ 脳内亭
　△次点、０点／
　×逆選、０点／

> あなたと私は生まれてからずっと一緒だった。どこへ行くにも同じ服を着て、

　○正選、１点／たなか
　△次点、０点／
　×逆選、１点／脳内亭

> ここは私立早熟中学校。高校を超えたレベルまで教えてくれると噂の超進学校

　○正選、２点／森野照葉(2)
　△次点、１点／まつじ
　×逆選、３点／あまね、笛地静恵、鍚川潮♭

> 　あなたは小さい頃はほんとうにはずかしがりやさんで、親戚が集まっていて

　○正選、４点／あまね(2)、空虹桜、磯村咲(2)
　△次点、０点／
　×逆選、１点／胡乱舍猫支店

> てのひらの重さ　ひたいに残り　病室のドア閉まる十六夜

　○正選、１点／胡乱舍猫支店
　△次点、２点／海音寺ジョー、氷砂糖
　×逆選、０点／

> 木の実を口いっぱいほおばって目を上げると、くさむらをなにかが跳んだ。ぼ

　○正選、３点／よもぎ、つとむュー、はやかつ
　△次点、１点／海音寺ジョー
　×逆選、０点／

> 　夜が老けた。これで小学校に行ける。まっくらだ。でも、かよいなれた校舎

　○正選、１点／氷砂糖
　△次点、１点／たなか
　×逆選、１点／海音寺ジョー

> 「募金お願いします」

　○正選、０点／
　△次点、０点／
　×逆選、３点／五十嵐、青砥十、つとむュー

> 　明るい朝の陽射しのなか、夜更けに耳にしたのと同じ曲が流れ始めたので、

　○正選、２点／たなか、まつじ
　△次点、０点／
　×逆選、１点／よもぎ

> よりよい眠りを求めた結果、私は胎児に戻った。

　○正選、０点／
　△次点、１点／笛地静恵
　×逆選、０点／

> 　カプセルに体を閉じ込めて圧縮する手筈を整えた。実験と称した態のいい自

　○正選、１点／五十嵐
　△次点、０点／
　×逆選、１点／まつじ

> 　同じ病室にいた私たちは、よくポイ越しに太陽を見ました。金魚すくいなど

　○正選、１０点／五十嵐、海音寺ジョー、空虹桜、青砥十、脳内亭、国東、まつじ、よもぎ、つとむュー、はやかつ
　△次点、１点／磯村咲
　×逆選、０点／

> ここんとこずっと終電とかタクシーだったワケよ。ああコレ、忙しい自慢とか

　○正選、０点／
　△次点、０点／
　×逆選、０点／

> 　虎は己の美しさを知っている。故に独りで獲物を狩る。身重の兎がそこにう

　○正選、１点／笛地静恵
　△次点、４点／青砥十、まつじ、よもぎ、はやかつ
　×逆選、１点／氷砂糖

> 日本人が地上1000メートルのガラス球で暮らすようになってなお、変わらない

　○正選、３点／空虹桜、テックスロー(2)
　△次点、０点／
　×逆選、０点／

> 　全部おわったあと湿った肌を離さず絡めた足先が妙にひんやりとするから「冷

　○正選、２点／胡乱舍猫支店、国東
　△次点、１点／つとむュー
　×逆選、２点／空虹桜、はやかつ

> 「あたたかくてやわらかくてしずかなものなあに？」

　○正選、１点／千百十一
　△次点、０点／
　×逆選、１点／磯村咲

> ふくれあがる医療費抑制のために後期末期治療経済特区、別名安楽死特区が出

　○正選、１点／鍚川潮♭
　△次点、０点／
　×逆選、０点／

> 淡い感傷のもの苦しい舞いは、遠雷のように、肌を通わす。内と外の囁きに躊

　○正選、０点／
　△次点、０点／
　×逆選、１点／森野照葉

> 緩やかに緩み、薄くあはらかに拡がった私の輪郭が遠ざかり、まもなく地平のかなたに見えなくなる。

　○正選、０点／
　△次点、１点／つとむュー
　×逆選、2点／たなか、国東