そこだけがちがう1 作者:ヘコKING
> 例えばリビングの天井の上、例えばアスファルトの上、例えば数学教師の禿頭の
○正選、0点/
△次点、1点/脳内亭
×逆選、0点/
そこだけがちがう2 作者:てるり
> 「ジンジャーブレッド」
○正選、0点/
△次点、0点/
×逆選、1点/たなか
そこだけがちがう3 作者:三里アキラ
> 「これがうちの新商品の試作品なんです」
○正選、0点/
△次点、2点/村野孝二、神無月芥
×逆選、0点/
そこだけがちがう4 作者:山田式
> 細かいこと気にすんなよ
○正選、1点/三里アキラ
△次点、0点/
×逆選、0点/
そこだけがちがう5 作者:瀬川潮
> 男は猫柄のティーカップに顔を近づけ、「えぇ香りや」と満足そうに女を見た。
○正選、0点/
△次点、0点/
×逆選、0点/
そこだけがちがう6 作者:ゆっくり大王
> 疲れた足音とともに帰宅した夫の肩上には死神が憑いていた。「あっ」と思わ
○正選、1点/わんでるんぐ
△次点、0点/
×逆選、0点/
そこだけがちがう7 作者:タカスギシンタロ
> 「ヘビはネコだ。縦長の瞳に鋭い牙。ヘビってやつはほとんどネコといっても過
○正選、3点/村野孝二、不狼児、はやかつ
△次点、1点/sleepdog
×逆選、0点/
そこだけがちがう8 作者:D∃PT
> たとえば、海庭二万哩。
○正選、0点/
△次点、0点/
×逆選、0点/
そこだけがちがう9 作者:脳内亭
> 「では、二人ずつのペアを作ってください」
○正選、1点/砂場
△次点、1点/六三
×逆選、1点/瀬川潮♭
そこだけがちがう10 作者:赤井都
> 蔵に入ると たくさんの瓶が斜めに傾けられて ずらりと並んでいました
○正選、1点/黒崎
△次点、1点/はやかつ
×逆選、1点/葉原あきよ
そこだけがちがう11 作者:吉水巴
> 転寝から覚めて我に返ると、電車のドアが閉まった。しまった。降り損ねた。
○正選、1点/わんでるんぐ
△次点、0点/
×逆選、0点/
そこだけがちがう12 作者:井上斑猫
> 南天、柿の葉、桜の葉。銀杏の並木を通りぬける夕陽のオレンジ。
○正選、0点/
△次点、1点/村野孝二
×逆選、0点/
そこだけがちがう13 作者:不狼児
> 一九九九年七月。人類は滅亡した。
○正選、3点/くま、黒衣、神無月芥
△次点、0点/
×逆選、3点/吉水巴、まつじ、黒崎
そこだけがちがう14 作者:砂場
> 「壊れちゃったの」
○正選、3点/吉水巴、六三、神無月芥
△次点、0点/
×逆選、1点/D∃PT
そこだけがちがう15 作者:水池亘
> 目覚めたときにはすでに世界は変わっていた。一見すると昨日までと全く同じ
○正選、1点/井上斑猫
△次点、1点/たなか
×逆選、0点/
そこだけがちがう16 作者:銭屋惣兵衛
> ここにいるこの私など、あの頃の私は想像すらしなかった。
○正選、0点/
△次点、0点/
×逆選、0点/
そこだけがちがう17 作者:黒衣
> 抜き放たれる刃、それはこの上なく物体、それが迸る場所は同じ程度に空間で
○正選、2点/脳内亭、瀬川潮♭
△次点、4点/砂場、天原、蒼馬ころも、D∃PT
×逆選、0点/
そこだけがちがう18 作者:蒼馬ころも
> 私が2杯の緑茶を盆に載せてアトリエの扉を開けると、赤とんぼも一緒に迷い
○正選、0点/
△次点、1点/黒衣
×逆選、0点/
そこだけがちがう19 作者:まつじ
> きみはいま月をみている。雲のない星のふゆぞらに、今日はとてもまるくあか
○正選、1点/たなか
△次点、1点/黒崎
×逆選、1点/村野孝二
そこだけがちがう20 作者:マンジュ
> ふわふわと長い髪の毛はアキレス腱の際立った痩せた踝まであって、ミコとヒ
○正選、3点/sleepdog、黒崎、D∃PT
△次点、1点/空虹桜
×逆選、0点/
そこだけがちがう21 作者:まつじ
> ソコダケというのは壺やなんかの底のような暗くて深まったところで育てるキ
○正選、1点/三里アキラ
△次点、1点/たなか
×逆選、2点/黒衣、はやかつ
そこだけがちがう22 作者:sleepdog
> あたしの完敗だった。三つ上の従兄弟は、この勝負ならいまの俺に敵はいない
○正選、11点/砂場、空虹桜(2)、瀬川潮♭、天原、葉原あきよ、くま、不狼児、黒衣、D∃PT、たなか
△次点、4点/吉水巴、まつじ、蒼馬ころも、はやかつ
×逆選、0点/
そこだけがちがう23 作者:かんろ飴
> かきくけそ
○正選、1点/天原
△次点、0点/
×逆選、1点/砂場
そこだけがちがう24 作者:水池亘
> めめめめめめめめめめ
○正選、0点/
△次点、0点/
×逆選、0点/
そこだけがちがう25 作者:雪雪
> 以下同文。
○正選、0点/
△次点、1点/瀬川潮♭
×逆選、1点/天原
そこだけがちがう26 作者:わんでるんぐ
> 会わなくなってたかだか一年だ、彼女がまったく変わっていなくても不思議は
○正選、2点/吉水巴、井上斑猫
△次点、1点/黒衣
×逆選、0点/
そこだけがちがう27 作者:村野孝二
> 雨の日であった。マンションの7階であるというのに、ベランダにスズメバチが
○正選、0点/
△次点、3点/吉水巴、砂場、不狼児
×逆選、2点/三里アキラ、くま
28そこだけがちがう 作者:砂場
> この星への移住が済んで、もう三十年が経とうとしていた。ここでの生活は地
○正選、1点/sleepdog
△次点、0点/
×逆選、1点/わんでるんぐ
そこだけがちがう29 作者:D∃PT
> 凡そ我々の知覚ほど不確かなものは無い訳で、見たり触れたりする事の出来る
○正選、3点/脳内亭、蒼馬ころも(2)
△次点、0点/
×逆選、0点/
そこだけがちがう30 作者:空虹桜
> つん つん つん
○正選、0点/
△次点、1点/まつじ
×逆選、3点/六三、不狼児、井上斑猫
そこだけがちがう31 作者:瀬川潮
> 「そんなつもりはなかったんだよぉ!」
○正選、0点/
△次点、0点/
×逆選、1点/蒼馬ころも
そこだけがちがう32 作者:脳内亭
> 僕等は煙に巻かれた。
○正選、1点/まつじ
△次点、0点/
×逆選、0点/
そこだけがちがう33 作者:不狼児
> キスはソース味。
○正選、0点/
△次点、1点/空虹桜
×逆選、1点/sleepdog
そこだけがちがう34 作者:吉水巴
> つい飲み過ぎた。しかも猫相手に。当の猫は首下のクロスを揺らして、牛乳を
○正選、1点/村野孝二
△次点、0点/
×逆選、0点/
そこだけがちがう35 作者:いつ
> 果てしなく薄雪の色のひろがる花畑のまんなかに、ひとつだけしたたるように
○正選、3点/六三、葉原あきよ、まつじ
△次点、3点/脳内亭、sleepdog、瀬川潮♭
×逆選、0点/
そこだけがちがう36 作者:黒崎
> え? あたしはつぶあんのほうが好きだけど?
○正選、0点/
△次点、0点/
×逆選、0点/
そこだけがちがう37 作者:天原
> もし弟に翼がなければ自分たちでもどちらがどちらかわからなくなるかもしれ
○正選、1点/はやかつ
△次点、1点/D∃PT
×逆選、0点/
38そこだけがちがう 作者:くま
> なにも変わらない。
○正選、0点/
△次点、0点/
×逆選、1点/脳内亭
そこだけがちがう39 作者:わんでるんぐ
> ああ騙された、騙されましたよ。あの老舗の菓子屋の売り出しだからって、喜び
○正選、0点/
△次点、0点/
×逆選、2点/空虹桜、神無月芥
そこだけがちがう40 作者:神谷徹
> いい? 私には双子の姉がいるの。あなたが付き合っていたのは姉のほう。私
○正選、0点/
△次点、0点/
×逆選、0点/
従いまして正選王は、正選11点・次点4点・逆選0点の<22だけがちがう>のsleepdogさんに、また、逆選王は正選0点・次点1点・逆選3点の<30だけがちがう>の空虹桜さんに、それぞれ決まりました。
おめでとうございます。