500文字の心臓

トップ > タイトル競作 > 集計結果 > 第64回:日の出食堂


短さは蝶だ。短さは未来だ。

日の出食堂1 作者:ひらら

>  日の出食堂は、さびれている。

 ○正選、0点/
 △次点、1点/井上斑猫
 ×逆選、0点/



日の出食堂2 作者:破天荒

> 「で、どうだった?」

 ○正選、0点/
 △次点、0点/
 ×逆選、1点/たなか



日の出食堂3 作者:神籬凍矢

> 『ただ今準備中 どうぞお入り下さい』

 ○正選、1点/きき
 △次点、0点/
 ×逆選、0点/



日の出食堂4 作者:脳内亭

> 「なァ旦那、話があるんだ」

 ○正選、8点/空虹桜、破天荒、まつじ、井上斑猫(2)、ツチ(2)、オギ
 △次点、3点/ハカウチマリ、美土里、伝助
 ×逆選、1点/瀬川潮♭



日の出食堂5 作者:尺取虫

> こちら、「日の出食堂解体現場」です。

 ○正選、0点/
 △次点、1点/五十嵐彪太
 ×逆選、0点/



日の出食堂6 作者:白縫いさや

>  少年探偵は不意に背後に気配を感じ振り返る。夜明けの朝靄の中に輪郭を融かして

 ○正選、0点/マンジュタカスギシンタロ瀬川潮♭オギ
 △次点、0点/神籬凍矢砂場
 ×逆選、0点/



日の出食堂7 作者:タカスギシンタロ

>  西向きの崖っぷちに建つバラック小屋。西日しか当たらないこの建物には看板すら

 ○正選、2点/砂場、瀬川潮♭
 △次点、0点/
 ×逆選、0点/



日の出食堂8 作者:マンジュ

>  東の地平線の向こうに、何かのはずみで、狐の面をつけた店主の居る食堂が薄ぼん

 ○正選、1点/白縫いさや、きき、神籬凍矢
 △次点、1点/空虹桜
 ×逆選、1点/美土里



日の出食堂9 作者:不狼児

>  港ではストライキの間に起重機の天辺にハヤブサが巣を作っていた。

 ○正選、0点/
 △次点、2点/井上斑猫、はやかつ
 ×逆選、0点/



日の出食堂10 作者:空虹桜

> 「いただきます」

 ○正選、8点/三里アキラ、ハカウチマリ、脳内亭、美土里、koro(2)、         フルヤマメグミ(2)
 △次点、3点/流々、まつじ、たなか
 ×逆選、0点/



日の出食堂11 作者:はやみかつとし

>  一夜にして海に没したという古の商都は、古老が呟く擦り切れかけた言い伝えによ

 ○正選、2点/流々、きき
 △次点、2点/白縫いさや、マンジュ
 ×逆選、0点/



日の出食堂12 作者:井上斑猫

> 油で曇った引き戸を開けると初めて見る満員の光景がそこにあった。

 ○正選、0点/
 △次点、0点/
 ×逆選、1点/ハカウチマリ



日の出食堂13 作者:雪雪

> 味も景色も抜群だったけど、立地が衛星軌道上では客足も鈍く、すぐに潰れてしまっ

 ○正選、6点/白縫いさや、マンジュ、不狼児(2)、たなか、砂場
 △次点、1点/オギ
 ×逆選、1点/ツチ



日の出食堂14 作者:美土里

> いつからこうしていただろう。今日こそは食べてもらいますからね、と鬼の形相で迫

 ○正選、2点/流々、ハカウチマリ
 △次点、5点/脳内亭、神籬凍矢、五十嵐彪太、たなか、オギ
 ×逆選、0点/



日の出食堂15 作者:きき

> こんな所か・・。子供の頃世界の全てのように思えた場所は、裏山の東斜面に切り開

 ○正選、1点/ひらら
 △次点、1点/koro
 ×逆選、1点/不狼児



日の出食堂16 作者:砂場

>  冬らしい曇天。交通のまばらな道の、しもた屋と洋装店に挟まれてその店はあった。

 ○正選、0点/
 △次点、0点/
 ×逆選、0点/



日の出食堂17 作者:黒衣

>  夜明けの銀の雲と金の太陽。当時としては高価な顔料を惜しげもなく使ったこの作

 ○正選、2点/五十嵐彪太、たなか
 △次点、0点/
 ×逆選、0点/



日の出食堂18 作者:伝助

>  慰めなんて要らないさ。って、たしか昨日、僕は格好よく言ったよね、太陽?

 ○正選、0点/
 △次点、1点/白縫いさや
 ×逆選、6点/破天荒、脳内亭、まつじ、五十嵐彪太、koro、タカスギシンタロ



日の出食堂19 作者:ツチ

>  もうすっかりきれいなものなのに、どことなく生臭いようなにおいがする。尻が冷

 ○正選、2点/五十嵐彪太、伝助
 △次点、0点/
 ×逆選、6点/流々、空虹桜、神籬凍矢、ひらら、フルヤマメグミ、オギ



日の出食堂20 作者:フルヤマメグミ

>  本土から遠く遠く離れた、珊瑚礁の小島。ハナコさんは国から島の保全を委ねられ

 ○正選、2点/空虹桜、脳内亭
 △次点、0点/
 ×逆選、0点/



日の出食堂21 作者:たなかなつみ

>  なんとかいう女神が深い眠りについてから、この国には夜しかない。おれは夜から

 ○正選、0点/
 △次点、1点/はやかつ
 ×逆選、0点/



日の出食堂22 作者:まつじ

>  おはようございます、と声を掛けられたが今が朝なのかどうか、何せ時計というも

 ○正選、2点/美土里、はやかつ
 △次点、0点/
 ×逆選、0点/



日の出食堂23 作者:うぇ~っす

> うぇ~っす

 ○正選、2点/破天荒、まつじ
 △次点、1点/ツチ
 ×逆選、1点/砂場



日の出食堂24 作者:流々

>  僕の注文した目玉焼きは完璧だった。ツヤツヤと輝きを放ちながら仕上がりはレア。

 ○正選、1点/神籬凍矢
 △次点、1点/ハカウチマリ
 ×逆選、0点/



日の出食堂25 作者:おずぼんくん

> 嬉しいな、ほうれん草のおひたし、と僕は目の前の新妻に言う。

 ○正選、0点/
 △次点、0点/
 ×逆選、0点/



日の出食堂26 作者:三里アキラ

>  岩戸にこもったアマテラス。機嫌を損ねて出てこない。岩戸の奥で一人きり。暇に

 ○正選、1点/伝助
 △次点、1点/空虹桜
 ×逆選、0点/



日の出食堂27 作者:オギ

>  元旦の早朝営業でローカルに有名なこの店が、普段から早朝しか営業してないのは

 ○正選、1点/三里アキラ
 △次点、0点/
 ×逆選、1点/伝助



日の出食堂28 作者:軍服

> どこにでもありそうな、昭和の匂いする食堂。

 ○正選、1点/三里アキラ
 △次点、0点/
 ×逆選、2点/きき、マンジュ



日の出食堂29 作者:雨街愁介

>  今日あの肥大化してしまった食堂が、取り壊された。外面は一流、けれども中はボ

 ○正選、1点/タカスギシンタロ
 △次点、0点/
 ×逆選、0点/



日の出食堂30 作者:koro

> えっ、この辺りでランチをやっているお店ですか?それじゃぁ、この坂道をずっと登っ

 ○正選、0点/
 △次点、0点/
 ×逆選、0点/



日の出食堂31 作者:瀬川潮♭

> 「ただいま~」

 ○正選、3点/はやかつ、ひらら、フルヤマメグミ
 △次点、0点/
 ×逆選、0点/



 従いまして正選王は、正選8点・次点3点・逆選0点の<日の出食堂10>の空虹桜さんに、また、逆選王は正選0点・次点1点・逆選6点の<日の出食堂>の伝助さんに、それぞれ決まりました。
 おめでとうございます。