500文字の心臓

トップ > タイトル競作 > 集計結果 > 第145回:永遠の舞


短さは蝶だ。短さは未来だ。

永遠の舞1 作者:笛地静恵

>  都市の終末は、あまりにもしめやかに、おとずれた。やさしく、しかも華麗

 ○正選、0点/
 △次点、0点/
 ×逆選、4点/空虹桜、磯村、咲胡乱舎猫支店、たなか



永遠の舞2 作者:たなかなつみ

>  終わりが始まると、夜が忍び寄る。その体内から少しずつ呼気が抜けていき、

 ○正選、0点/
 △次点、0点/
 ×逆選、0点/



永遠の舞3 作者:つとむュー

> 「ねえ、秒速七・九キロメートルって知ってる?」

 ○正選、1点/海音寺ジョー
 △次点、1点/氷砂糖
 ×逆選、0点/



永遠の舞4 作者:空虹桜

>  ぶくぶく沸くお湯に薄切りの人参や大根、白菜なんかが揺蕩う姿は、ちょっ

 ○正選、2点/胡乱舎猫支店、わんでるんぐ
 △次点、3点/磯村咲、つとむュー、はやかつ
 ×逆選、0点/



永遠の舞5 作者:磯村咲

> はーじまるからおわーる

 ○正選、1点/はやかつ
 △次点、0点/
 ×逆選、0点/



永遠の舞6 作者:なぎさひふみ

> 禍福の玉響に、時の挨拶は淡い風を靡かせる。想いの軽重に、永遠は身繕いを

 ○正選、0点/
 △次点、1点/海音寺ジョー
 ×逆選、1点/千百十一



永遠の舞7 作者:海音寺ジョー

>  母はいつも叔父の悪口をいう。30で仕事を辞めて漫画家を目指して上京した

 ○正選、2点/空虹桜、つとむュー
 △次点、1点/磯村咲
 ×逆選、3点/だんぞう、脳内亭、氷砂糖



永遠の舞8 作者:まつじ

>  ふっと耳を澄ましたらァ、流し台にある蛇口からどうも水が漏れているよう

 ○正選、0点/
 △次点、1点/千百十一
 ×逆選、1点/はやかつ



永遠の舞9 作者:千百十一

> 太陽が消え花が消え、花盗人も消えたあと、野生化した機械仕掛けのミツバチ

 ○正選、4点/磯村咲、わんでるんぐ、たなか、はやかつ
 △次点、3点/空虹桜、海音寺ジョー、脳内亭
 ×逆選、0点/



永遠の舞10 作者:だんぞう

>  あの夏の夕暮れが僕の記憶に絡み付いたまま離れない。風が強い日だった。

 ○正選、1点/氷砂糖
 △次点、0点/
 ×逆選、2点/よもぎ、つとむュー



永遠の舞11 作者:脳内亭

>  風前の灯であった。生存競争に敗れて住処を失ったヒイロペンギンが、から

 ○正選、2点/海音寺ジョー、だんぞう
 △次点、2点/空虹桜、はやかつ
 ×逆選、0点/



永遠の舞12 作者:胡乱舍猫支店

> 夜の帳が下りると女たちが水底で騒ぐので一差し。

 ○正選、0点/
 △次点、0点/
 ×逆選、1点/わんでるんぐ



永遠の舞13 作者:トワサン!

>  トワサン!

 ○正選、2点/磯村咲、千百十一
 △次点、0点/
 ×逆選、0点/



永遠の舞14 作者:伝助

> 「もう何も気にしなくて動けるなんてホントにすごい」 私はスカートの裾を

 ○正選、2点/よもぎ、脳内亭
 △次点、2点/千百十一、つとむュー
 ×逆選、0点/



永遠の舞15 作者:はやみかつとし

> 1ではなく、はじめに2と3があった。

 ○正選、8点/空虹桜、だんぞう、よもぎ、脳内亭、氷砂糖、胡乱舎猫支店、つとむュー、たなか
 △次点、1点/わんでるんぐ
 ×逆選、1点/海音寺ジョー



 従いまして正選王は、正選8点・次点1点・逆選1点の<永遠の舞15>のはやみかつとしさんに、また、逆選王は正選0点・次点0点・逆選4点の<永遠の舞1>の笛地静恵さんに、それぞれ決まりました。
 おめでとうございます。