500文字の心臓

トップ > タイトル競作 > 作品一覧 > 第12回:虹の翼


短さは蝶だ。短さは未来だ。

 その日、天界は大騒ぎだった。なにしろ数千年ぶりに天使が生まれるのだ。天界もすっかり少子化が進み、今や天使が一人生まれるというだけで、皆、そわそわうきうき、落ち着かなくなる。
「やはり希望の黄色でしょう」
「いや、癒しの緑だ」
「精神性の青と情熱の赤で染め分けるという手もあるぞ」
 天使が着る衣の色、着ける翼の色、などという些細なことですらなかなか決まらない。決まらないどころか、口論はエスカレートしてつかみあいにまで発展した。
「いいかげんにしなさい!」
 至上の方に一喝されて、皆、首をすくめた。至上の方はため息をつきながら言った。
「まあ、皆の意見を採り入れることにしましょう」
 ということで。天使の翼の色はやはり白である。スペクトル上のすべての色を重ねると、光は白くなるものなのだ。



初めまして、「虹の翼」です。
無限の拡がりのあるネット仮想世界を虹の翼で旅しています。
ふだん翼は体の中にしまわれていて飛ぼうと思うと翼が出てきます。
七色の虹の色をした、とってもきれいな翼なんです。
翼を動かすと金色の粒子が飛び散り、良い匂いを発散させます。
発散させても尽きることがありません。仮想世界ですから。
虹の翼を1回はばたかせると千里を飛びます。
仮想世界の果てまでも、あっという間に着いてしまいます。
他の人は手を広げて飛んだりロケットで旅している人もいます。
ひょっこりひょうたん島に大勢が乗って旅している人もいます。
仮想世界ですから何でもありです。
仮想世界はいろいろドラマがあって、とっても楽しいです。
こんな私ですが、どうぞよろしく。



 迷宮めいた街の裏路地、泥にまみれてひっそりと落ちていた。
 一人の少女が道を間違えて路地に迷い込んだ。
 羽根に手をかざすと幽かに暖かった。
 少女は汚れるのもかまわず、羽根を手に取った。
 しかし、その羽根がいったい何なのか、わからない。
 それでも、何か寂しいものを感じて、空を見あげてみる。
 この街のような沈んだ鉛色に塗りつぶされていた。
 そのとき、諦めたような風がひとしきり通り過ぎた。
 少女の髪が未練がましくたなびく。
 ふいに自分が急いでいることを少女は思い出す。
 翼をそっと地面に戻す。
 少女は翼に背を向けて走り出す。
 風はもう彼女に追いつけない。翼も、また。
 そして、あの路地にはもう誰もたどり着けなくなる。
 空は街の色と同じ、鉛色のまま。



 いつも時間がない、なんてあくせくしている人の話を耳にします。忙しくて自分のしたいことがなおざりになっている、という人の話も、実際によく聞きます。この本の中にも出て来ました。でも私にはそれが何でなのかよく分かりません。
 そういう人はみんな、ここに来れば良いのに。ここでは時間がゆっくり流れている、という人が居て、私もそう思う。好きな時に好きなことをして、どこへでも行けます。この島は雲の上に居る日も多いし、雨は決められた時の他には降ることがないし、風も気持ち良い。いつも明るくて、この島はやっぱり良いなあ。
 時間はとても大切なものです。だけど、だからこそ自分のと同様に他の人の時間も無駄にしてはいけないのだとこの本から教えられた気がします。
 地上では私たちのこの島を「虹の翼」という意味の言葉で呼んでいる人たちもいると、この前テレビで見ました。私はその呼び方が大好きです。いつも学校が終わってから、お日さま側の縁までいくと、島の滝が降らせている雨のしぶきでいっぱいの虹。きれいで、私はもっとこの島が大好きになります。
 この本に書いてある人たちが島に飛んで来てくれたら、あのいっぱいの虹を下に眺めながら、のんびりしていられるんだろうなあ。おわり。



 資料番号182。日時は1962年6月20日14時12分。記録を開始します。

 ──君の名前と年齢は。
「シュテファン・ヨース、22歳」
 ──今日はジョナサン・クロフトについて訊きたいのだが、彼のことを覚えているかね。
「ジョニーだね。うん。最初はいけすかない奴だと思ったんだけど、シーザーをくれたから」
 ──シーザーとは。
「まっ赤な便所虫だよ。ここじゃトイレが徘徊するから、番犬がわりさ」
 ──ジョニーはどんな人間だった。
「固くてしみったれの便器を引きつれて毎晩号泣してた。なんてハッピーな奴だろうって僕も嬉しくて顔が潰れたトマトになった。だから“翼”を造るのを手伝ったんだ」
 ──彼からなにか聞かなかったか。
「月食は地球の影が月を覆う。だから“翼”も月に映る。……ええとそれから、重力が6分の1とか。あとは難しくて」
 ──その“翼”とはなんだね。
「蜘蛛の巣だよ。そいつを二股の枝のあいだにいっぱいグルグル巻き取っておしっこをかけると、七色の翼になるんだ」
 ──ジョニーはいなくなったね。
「悲しくて僕は未熟なトマトになってそれをシーザーがぺろぺろ嘗めるんだけども、そうじゃなくてジョニーは旨いカプチーノを飲みにいったんだ」
 ──月食の晩になにが起こった?
「……。楽しいこと」

 同日15時01分。記録終了。



早春、季節はずれの墓参りに一人の男が訪れた。
大きな菩提には沢山の花が咲いている。
男は線香の煙に巻かれ黙祷した。
「今年もやっぱり来ましたね、小栗さん。」
男は野球帽の彼と握手を交わし、また菩提を見つめた。
「当たり前ですよ、こいつは俺の人生を変えてくれた恩人ですから。」
それから男達はコーヒーで寛ぎながら思いでの日記を開いた。

彼と最初に会ったのは淀のレース場だった。まだ無名だった俺に始めて勝利の喜びを教えてくれた。おかげで今では超がつくほどの有名人。
「実は彼とは笠松で一度会っていたらしいんだ。」
「ほう〜笠松で、まああの事故があるまで彼の走りには虹は見えなかったからな。」
「ああ、俺もぜんぜん気がつかなかった。」
そう、彼は彼の世話役である厩務員の死をきっかけに破竹の5連勝。
鳴り物入りで俺の前に現れた。それからは皆の知る通りの怪物ぶりだ。
「あいつの走りに虹が見え始めたのもそのころからだった。」
「ああ、舞い上がる砂と水飛沫が太陽の光に照らされて、彼の後ろには虹が見えた。」
そして、引退。彼の功績は称えられ、称号が与えられた。
「あれから、もう15年かあ。」
男達は窓越しに見える、遠くの菩提を見つめている。

その菩提にはこう記されている。
  ”Dream touch”
2000.5.10〜2015.11.25
   称      号
 ☆  虹 の 翼  ☆
 ありがとう、君を忘れない



晴れた日、ジャングルジムの上に立ち
太陽にむけて霧状のおしっこを発射する
この方法でしか僕は飛べない



ひがしのそらがほんのりあかるくなった。
ひのでのようではあったが、そうではなかった。
ぼんやりしたあかるさのなかにいってん、
くろいものがみえる。
くろいものはだんだんおおきくなった。
はばたいている。とりだ。
だんだんいろがみえてきた。
あか、みどり、あお、、、なないろみえる。
なないろのつばさがかがやいている。
これがせかいかくちにあらわれた虹の翼。
とうとうにほんにもやってきた。
 「ヒュヒュヒュヒュッヒューッ」
ちじょうからむすうのやがはなたれた。
「グエエエエーッ」、虹の翼はおおきなひめいをあげた。
いろとりどりのハネがそらにまった。
おおつぶのちのりがあめのようにふった。
「ウギャアアッ」...おおきなからだがじめんにおちた。
「なぜだ、なんでころそうとする。」
みんしゅうのなかのひとりのいしゃがけんめいにちりょうした。
「しなないでくれ。」
虹の翼のめにおおつぶのなみだがながれた。
やがてちりょうのかいあってか虹の翼はきせきてきにかいふくした。
にどさんどじょうくうをせんかい。にしのそらへさっていった。
虹の翼がくるまえはにほんのけいざいはちんぼつすんぜんであったが、
きてからききをだっし、よのなかのはぐるまがかみあうようになった。
「虹の翼がすくってくれたのだ。」、だれもがそうおもうようになった。



僕は夢を見た。
僕の背中には翼が生えていた。
僕はもちろん空を飛んだ。
僕の心も空を飛んでいる。
僕は恋をした。
僕の頭は彼女で一杯だった。
僕はよだれを垂らしている。
僕のお腹も減っている。
僕は食べ物を求めて急降下。
僕の目には大きなバナナの木が映る。
僕はバナナを手に獲った。
僕の口はバナナをムシャボリ込んだ。
僕は満腹になり休憩場所を探した。
僕の鼻に心地よい香りが侵入してきた。
僕は匂いに誘われて花びらのように舞い降りた。
僕の体はあっという間にリフレッシュした。
僕は目が覚めた。
僕の背中には翼がある。
光りがあたればそれは見える。



 雨が降る。線を引き、弧を描き、右から左から降りかかる。
 透き通った水色の針に絹糸の雨をため、彼女は急いで翼を編む。雨が形を崩して流れ出す前に。彼女を包み込めるほどに大きな両の翼を。
 やがて雨が止み、雲を割って日の光が差し込んでくるより前に仕上げるために。
 それはいつかの枕に立った夢。虹色に光る翼を編めば、遠いところにいるあの人に会えると。
 もう二度と会えないと思っていた。その夢がかなうと。
 耳元で囁いた誰かの声だけを頼りに。彼女は針を動かす。黙々と。ただひたすらに。
 雨があがる。
 翼は光をはらみ虹色に光るはず。けれども。彼女は知っている。翼は間に合わない。膝の上ではじけ流れ出す水たまりのうえ、彼女は涙を落とす。色のない涙。
 彼女はカレンダーに×印をつける。ラジオの天気予報を聞きながら、次の雨を待って針を磨く。



「やっぱりボクは飛べないよ。いいから行って」
「このままほっといたら、あなたは食べられてしまうわ」
「家の中にいれば大丈夫だよ」
「いいえ、世の中そんなに甘くはないわ」
「それにしても、すごい雨だなあ。なにもこんなときに飛ぶ練習しなくたっていいでしょ」
「坊や、あなた、兄弟からなんて言われてるのか知ってるの?」
「え?」
「あんたなんか鳥じゃないって。鳥の面汚しだって」
「そんなこと言われてもなあ」
「いいから早く練習するわよ。あなただけなんですから、飛べないのは」
「ボクが飛べるようになったら、ここを離れるの?」
「そうよ。春は鳥のかきいれどきなの。同業者の鳥に遅れをとってはいけないわ」
「同業者?」
「あなたも聴いたことがあるでしょう。『ホーホケキョ』とか『ポーポー』とか。この生き残りの時代に少しでも多くの顧客を獲得しないと、鳥事業から完全に撤退しなければならないわ。典型的なのがトキね」
「ああ、絶滅しちゃったからね」
「でも、この時期に巣立ちするのはなぜなの?」
「さあ、しらないねえ。昔の言い伝えによると、えらい学者さんが『鳥はこの時期に巣立ちすることが判明しました』って言ったから、鳥仲間の間ではそれを反対する勇気がなくて、しぶしぶそのとおりにしたらしいわ」
「さあ、雨もやんだから練習に行くわよ。虹もでてることだし、あの虹に向かって飛びなさいっ!」
「あのお、やっぱり無理です」
「なんで?」
「だって、ボク、人間だから」



お嬢チャンきれいだね

きれいでしょ
ほら

こんなにいっぱいでるんだよ
おおきいのも
ほら
・・・
きえちゃった

お嬢チャン
大きいのは
ゆっくり吹いた方がいいよ
そーとね

そーっとだね


ワー大きい大きい
おじさん ありがと



「それは愚か者には見えないけど、とても大きくてきれいで立派なんだ、ってみんなに教えてあげたよ」
 いつものようにうっとりした瞳で虹(こう)は語りつづけた。
「見たのは僕がうんと小さな頃だけどはっきり憶えてる。素敵な翼を持ったその人は、いつか僕にも同じような翼が生えるってこと、こっそり教えてくれたんだ」
 こんな時の虹は本当に美しい。瞳も躰もキラキラ光って。でも虹の姿を見て目をそむける者も多いのだ。
「ねえ、虹。その目の下の傷、どうしたの?」
「ん、なんでもない」
 虹は手足のない躰をくねらせ、傷が見えないよう向きを変えた。きっとまた、いじめられたのだろう。虹は私にもいわないけれど。私たちはいまわしい伝説の嘘つきの裔だ。けれど虹は嘘はつかない。夢を語るだけだ。
 ある日、虹がいった。
「なんだか背中がムズムズするんだ。きっと翼が生えてくるんだよ。そしたら僕、飛んでゆくね。どこまでもどこまでも飛んでゆくね」
 次の日から虹の姿を見た者はいない。人々が何と噂しているか、知っている。でも虹は本当に飛んでいったのだ。いつも語っていた夢の翼を広げて。



8月5日 はれ
きょうわたしは子馬のジョンといっしょにすなはまにあそびに行きました。しお風がおじいさんのにおいになったとき海のむこうから天のかみさまがやってきました。「今から雨をふらせて虹を作るからよい子には虹のつばさをプレゼントしよう」とかみさまはいいました。ジョンは「そんなのいらない」といったけどわたしはほしかったです。どうしてかというと空にうかんでいる王さまの赤ちゃんにひがさをさしてあげたかったからです。王さまの赤ちゃんはくもの上できもちよさそうにねむっているけどおひさまがまぶしいんだとおもいます。いつも金ぴかに光っているからです。だからわたしがとんでいってひがさをさしてあげるのです。でもよくかんがえたら雨がふったらぬれてかわいそうです。だからかみさまに「虹のつばさはくれなくてもいいから雨をふらさないで」とおねがいしました。するとかみさまは「やさしい子にごほうびだよ」といって雨をふらさずに大きな虹のつばさをくれました。わたしとジョンはかみさまにとびげりしました。かみさまはにこにこしたままたおれてきぜつしました。それからわたしとジョンと王さまの赤ちゃんと3人でパイナップルを食べました。



 智恵の少し足りないその農夫は、山の岩肌にキラキラと虹色に輝く鉱石を見つけた。一部を削り取って掘り出し、女房の待つ我が家へと大切に持ち帰った。
 女房はその美しい「宝石」の土産をたいそう喜び、『虹の翼』と名付けて家の守り神とし家の奥の神棚に鎮座させた。
 さて、『虹の翼』の輝きはそれからも色あせる事は無かったが、夫婦に異常があらわれる事となる。女房の長く美しかった髪は抜け落ち、農夫は次第につのる身体の怠さを感じ始めていた。
 やがて夫婦は衰弱が高じて亡くなってしまった。
 『虹の翼』の正体が果たして何であったのか、それはここで書くことではあるまい。ただ、夫婦にとって、最後までその「宝石」が「守り神」であった事実は間違いない。
 つまり、この話しで伝えたかったのは、そういう事なのだ。



 月の光たゆたう波間を、彼──水死体は北上をづづける。虹のヒトに導かれて。
 七色の翼もつその優美なヒトにとって、世界はどこまでも新鮮である。風に囁きつづける潮騒や、ウミホタルの淡いひかりに無限に魅せられ、また、ふいに遠くで鳴りひびく汽笛の音におののいては、いちいち彼に告げ口にくる。
 彼が喜望峰の沖をまわっておよそひと月あまり。水と腐敗でパンパンに膨れているが、半眼の目は宝玉のように澄んでいる。海の男の亡骸は、こうして七つの海を巡るさだめだ。彼らに国境はないので。

 地中海に入る。朝日がさすと虹のヒトは透けて消える。この海のエメラルドの光彩が、彼の目を優しくする。故郷が近いのだ。フランスのある港町、そこに妻がいる。産まれたばかりの娘をひと目見たかった。だが俺は船乗り、後悔はしない。

 その夜、満月が沖天に架かる。

 虹のヒトが手をさし延べると、彼は背中から脱皮する。性別のないものになる。やがて虹の翼がゆっくり拡がった。
 虹のヒトは手を取りあって、月けむる海をいずこかへ飛ぶ。高らかに笑いながら。



『虹の頂から飛び降りると七色の夢を抱きながら天に召されることができます』
 伝説だから素敵に聞こえる。やりたいことなんかなにもないし生きていても同じことの繰り返し。溜息ばかりで日々を送る私にはもってこいの死に場所と決めた。
 早速虹の根本に赴くが誤算があった。虹というものは大変昇りにくい代物で(薔薇に棘のほうが昇りやすい)。3メーター進んだとニンマリしたとたん力が緩んで2メーター下がってしまう。1日1歩で超高層を目指すようなもので、一緒に昇ってた人々が途中で滑り降りたり、ここいらでいいやと眠ってしまったり。
 でも私は七色の夢というものを見てみたかったし、ほかにすることが本当になかったから1歩ずつでもいいから昇ることだけに「今」を預けた。

 やっと頂上が見えたとき。そのてっぺんには小さな白い翼が貼りついていて七色の粉を地上に撒いていた。口を開けっぴろげにして見とれていたら翼が「お疲れさま」と語りかけて私の背中に貼りついた。ふと頬に手を触れたら私の顔は思いの外シワが多くなっている。
「あぁ、そういうことだったのか」天を仰いだとき、翼は羽ばたいて足がようやく虹から離れた。



どこかの国のどこかの森にあるどこかの広場に
今日も仲良しさんたちが楽しそうに遊んでいます。
いつもバナナを食べている食いしん坊のウッキー、
暴れん坊だが頼りになるバルスに、
おしゃれで可愛いピンキーと、
自然が大好きで優しいグラス、
そしていつも本を読んでいるクールな二枚目ブルックの5人組。
そんな5人組にある日、天使が落ちてきました。
天使は空を飛ぶことができない”落第天使”でした。
天使はいつも一人ぼっちでした。でもある日、
「バナナ食べる?」「うん!!」天使は嬉しそうに目を輝かせて味わいました。
それから、ウッキーと天使は仲良しになりました。
当然輪は広がり、6人は仲良しになりました。みんな毎日が楽しそうでした。
でも、ウッキーは空を寂しそうに見つめる天使を知っていました。
そこでウッキーはいろんな羽を集め翼を作り始めました。
その熱意は磁石のようにみんなを引き込みました。もちろん天使も。
そして翼は完成しました。
「しかし、どうやって付けようか?」
「まかせろ。」ブルックが何やら本を片手に呪文を唱えました。
すると、天使に翼がつきました。ゆっくり羽ばたき出すと足が浮き上がり空に飛びあがりました。その空には鮮やかな色彩が飛び交いファンタジックな世界を創り上げました。
もし、七色のアーチをじっくりと見ることができたなら、今でも天使の羽ばたきを見る事が出来るかもしれませんよ。